部下から相談される女性上司

女性のキャリアは如何に

相談される聞き方

相談される聞き方

2015/12/11

まずはねぎらう

部下から話しかけてきた時、あなたならどんな態度で話を聞きますか?部下からの話はいい話ばかりとは限りません。時には悪い報告を聞かなくてはいけないこともあるでしょう。悪い話というものを上司はあまり聞きたくありません。しかし、部下も上司に報告はしたくないはずです。そんな時には、ねぎらいの言葉をかけてみてはどうでしょうか。
もし自分が取引先で大きなミスをしてしまった時、いきなり上司に怒られてしまったらどうしますか?勿論自分の失敗です。怒られてしまうのもしょうがないとは思います。しかし、「あなたは何をやっているの。どうしてこんなことになったの」なんていわれてしまったら、状況をうまく説明することも出来なくなってしまう可能性があります。しかし、まず「お疲れ様。大変でしたね。どうしてこうなってしまったのか、詳しく聞かせてくれるかな」とねぎらいの言葉から始まった場合、話をしやすいのは後者の方だと思います。内容としては同じことを言っているのに言い方一つで相手の感じ方は全く違います。前者のように頭ごなしに叱られていると、その上司には必要最低限の報告しか上がってきません。

「報連相」を穏やかな態度で受ける

仕事をしていく上で「報連相」はとても大切なものです。仕事なんだから、どんな事を言われても「報連相」はきちんとすべきなのが社会人としてのマナーかとは思いますが、部下も人間です。勇気を持って報告したのに頭ごなしに叱られると思えば報告しなくなってしまうのではないでしょうか。そうなると、大切なことを隠されてしまったり、報告が全く上がってこなくなってしまう可能性が出てきます。
せっかくねぎらいの言葉をかけても、要領を得ない報告をする部下もいるでしょう。最初のうちはねぎらいの言葉をかけていても、いつまでも核心についての話が出てこない場合には「何が言いたいんだ」と叱ってしまいそうになります。そんな時は穏やかな口調で「話を整理したいからもう一度話してくれるかな」などと聞いてみましょう。また、部分的な話が分からない場合には「この部分だけ、もう一度話してくれないかな」と聞いてみましょう。

部下が話しやすい雰囲気をつくる

中には、前置きが長く、なかなか話が終わらない部下もいます。そんな時には、結論から話してもらうなど上司の方からうまく誘導して理解するように心がけなくてはなりません。話をまとめてから報告に来るデキる部下もいますが、そんな部下でも、いつも威圧的な態度の上司にはなかなかうまく話をする事が出来なくなってしまいます。「報連相」を重視するのであれば、いつでも部下の話を聞くことをアピールし、部下が話しやすい雰囲気をつくるのも上司としても仕事なのではないでしょうか。

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